【一風のプロフィール】


和地一風

一風の名は文字通り「一風変わったもの」を雅号としているが
描写だけに留まることなく、また決して奇をてらい過ぎることなく
自らの目を通し、自らの手に宿ったものを、素材と巧みに交信しながら
本質的かつ本能的な根付として彫刻を施していくアプローチともいえます。



〜略歴〜

1970年生まれ 千葉県成田市在住

1997年、斉藤保房 , 宮澤良舟(根付師)に師事

 翌年、第3回「日本象牙工芸展」東京都知事賞

 更に、第7回「日本象牙工芸展」経済蚕業省賞

 第34回「日本の象牙彫刻展」冨永 惣一賞を受賞

 

〜大事にしてる言葉〜

森羅万象、諸行無常、因果応報

〜永く愛聴している曲〜

Fade to Black /Creeping Death
by METALLICA

Nightrain/It's so Easy
by GUNS'N ROSES

Over the Wall/Apocalyptic City
by TESTAMENT

I'm on Fire/Street Rock'n Roller
by 44MAGNUM

哀戦士/風にひとりで
by 井上大輔

イラヨイ月夜浜/竹富島で会いましょう
by THE BEGIN

雪の華
by中島美嘉

〜嗜好〜

・ドラム、三線/・金工/・ドイツ剣術

・神社仏閣巡り(ご朱印蒐集)

・植物栽培
(ミニ盆栽、熱帯植物、多肉植物etc)

【一風が彫る素材について・・・ 】


「素材の個性を尊重するということは、作者の意図を押し付けではなく
素材の魅力を導き出して活かすという、素材との共同創作ともいえます」

御蔵島(三宅島近郊)産と伊勢のあさま山で育った黄楊を好んで使ってきたが
2001年からは鹿角(本土産を特に好む)を用いた作品も多く見られるようになった。

鹿角との出逢いはその独特な風合いにある素材としての欠点を『素材の魅力』と捉え
素材から呼応するように意匠が展開するという一風根付のスタイルを確立させたといえる。

専ら鹿角や象牙が定番の素材と成りつつあるが、タグアナッツなどのような
多くの彫刻作家が敬遠してきた素材にも挑戦すると共に、2012年からは
色金(銅合金を着色したもの)や金工にも視野を広げ、作品に取り入れられている。

また今後の目標として、黄楊以外の木彫に改めて向かい合う事も掲げている。

黄楊、象牙、鹿角、タグアナッツ、オニグルミと桃の種など木の実類、
オノオレカンバ、鉄刀木、シャムガキ、黒檀、紅木、ピンクアイボリー etc


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